超低浮上でマウスを研究するブログ

適当にデバイスレビュー

主にマウスのレビューを書きます

RAZER「VIPER MINI」レビュー

手のサイズが19 x 10.5cmのワイがつかみ持ちの視点で感想を書いた記事です。

f:id:piaKnow:20200615100336j:plain

 

VIPER MINIはRAZERの4000円で買える低価格帯のゲーム向けマウスです。

 

 

スペック

サイズ(実測)(mm):119 x 62 x 39

重量(実測):60g

センサー:PMW3359 100刻み

 

形状

★★★★☆

f:id:piaKnow:20200615102408j:plainf:id:piaKnow:20200615102440j:plain

f:id:piaKnow:20200615102447j:plainf:id:piaKnow:20200615102445j:plain

無印VIPER(FKシリーズ)を全体的に小型化し、ケツの部分をを短くしたような形です。

親指と薬指および小指の付け根部分への主張が強く、zowieのSシリーズを少し平らにした感じです。ケツが丸っこいこともあり手になじみやすいと思います。

左右対称のマウスによくあることですが薬指が小指より外に出てしまうのは少し窮屈だと感じました。両サイドの真ん中の窪みはもう少し減らしてもよかったかもしれない。

かぶせ○

つかみ◎

つまみ◎

コーティング

★★☆☆☆

両サイドと左右ボタンは何も塗られていない梨地加工です。ロゴの入ったシェルはごくごく普通のマットコーティングがされています。

手が少し滑りやすいので研磨したりグリップテープを貼ったりすることをお勧めします。

 

スイッチ

★☆☆☆☆

左右のメインボタンは真ん中が窪んでいて指が置きやすい形になっています。スイッチは光学式で、硬く、少しネバネバした感触です。はね返りは強めです。そして、反応速度は間違いなく最速と言えます。

ただし、ビルドクオリティはかなり低いです。ボタンは左右にガタガタ揺れ、スイッチはストロークの途中で入力される前にガクッと段差を感じたり、ギシギシ鳴ったりカッカッという異音がします。現在はスイッチが「v2」にアップグレードされていて筐体の色が黒から灰色になっていますがこれらの問題は全く改善されていません。OEM元のLKオリジナルのスイッチ(mm720に搭載)のほうがまだマシです。

ガクッという感覚はグラフにすると以下のようになります。同じマウスを3個買って2個がこんなふうになっていました。

f:id:piaKnow:20200901205241p:plain

ワイはmm720のスイッチに付け替えて、スイッチの押下部にルブをちょっと塗り付けたらだいぶ感触が良くなりました。

サイドボタンはストロークが長く、柔らかい触感ですが特に押しにくいこともなく普通に使えます。悪くない

ホイールは24ステップでコリコリ感が比較的あまりはっきりしない、滑らかなものです。

ホイールクリックは普通の硬さのタクトスイッチです。

 

センサー

★★★☆☆

 

※2021年7月25日追記

センサー遅延直ってる説濃厚です。ファームウェア更新後に改めてmousetesterでs2と比較してみましたが遜色ありませんでした。

f:id:piaKnow:20210725000519p:plainf:id:piaKnow:20210725000655p:plain

 

PMW3359というセンサーを積んでいます。

DPIの誤差率は+10.4%です。800DPIに設定すると約883DPIになります。

LODがかなり長いのと、少し遅延があるところが懸念点になると思います。

f:id:piaKnow:20200901212831p:plainf:id:piaKnow:20200901212833p:plain

MouseTesterを使って作った反応のグラフ

青がZOWIEのS2で緑がVIPER MINIとなっており、一方を他方にぶつけて計測しました。

VIPER MINIのほうが1~2msほど遅延が長いことが分かると思います。やっぱりスムージングが掛かってるのかな?

(ちなみにPMW3360搭載のS2、HERO16K搭載のPRO WIRELESS、PMW3366搭載のPRO無印の間で違いはありませんでした。)

たかが数ミリ秒の差ですが、軽いFPSゲームでのマウス→モニターまでの遅延が10msだとすると、10~20%も多くラグがあるということになります。

ワイは他のマウスと交互に使うと、若干ですが、実際に体感できました。

まあでもそんなに支障となることはないでしょう。クリックの反応はs2より7~8ms早いですしね。うん。

LODの修正(自己責任でお願いします)

ファームウェアアップデートでLODは少し短くなっていますがまだまだかなり長い部類に入ります。

「ソールを厚くする」方法と「レンズにテープを貼る」方法がメジャーだと思いますが、ワイは感度やマウスの高さを変えたくないので後者を選びました。

synapseでプリセットを変えるのはトラッキングに支障が出そうで怖いです。個人的にはおすすめしません。

レンズの角にアルミテープなどの不透明なテープを貼るだけです。

ワイはこの方法で微調整をしながらLODを1mmまで縮めました。

ピンセットを使うとやりやすいですが、レンズを傷つけないように気を付けましょう。

f:id:piaKnow:20200901214408p:plain

ソール

★★★★★

 白のテフロンソールでかなり滑ります。エッジ加工もしっかりしていて柔らかいマウスパッドでも引っかかることはないと思います。

 

ケーブル

★★★★★

柔らかい編み込みケーブルを使っています。柔らかさの面ではもちろんパラコートには劣るものの、重量が軽いので結構秀逸だと思います。外側から布→シールド→ワイヤーと、普通の編み込みケーブルにはあるゴム被膜が無いことが特徴です。

コネクタはPHで配列はシールド・黒・緑・白・赤になっています。

f:id:piaKnow:20200901220735j:plain

 

ビルドクオリティ

★★★☆☆

クリック感を除けば良きです。

 

ソフトウェア

★☆☆☆☆

ウイルスと悪名高いsynapse 3です。

インストールされていないPCにマウスを差し込むと毎回画面に自動でインストーラーが表示されます。どこから来たんだオマエは?

問題なく使えますが色々気持ち悪いです。

 

分解画像など

f:id:piaKnow:20200901220225j:plainf:id:piaKnow:20200901220654j:plain

f:id:piaKnow:20200901220241j:plainf:id:piaKnow:20210525114726j:plain

 

まとめ

★★★☆☆

気持ち悪いクリック感とLODの長さを除けば良いマウスです。

mm720を持っていてviper miniを使いたいのならスイッチの交換をおすすめします。

穴が無くここまで軽量なのは割と珍しいかもしれない。

 

 

質問などありましたら気軽にコメントください